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关于使用“心”“胸”“腹”的惯用句考察

2015-03-28曲明月

关键词:惯用涵义度量

曲明月

(辽宁师范大学 外国语学院,辽宁 大连 116029)

1 表示感情·心情的惯用表现

本文主要将“心”“胸”“腹”的惯用句在感情心情的情感表现上分为高兴和不高兴来考察。

1.1 高兴

1.1.1 “心”

(1)どこかに旅をしたときに、自分たちの前にこれから楽しい時間がずっと広がっているという感覚は、心が褖るものである。(茂木健一郎『思考の蒏助線』)

(2)こんな心が弾む様な毎日が自分に徶れるとは少年は思ってなかった。 (擏内智緳『青空のルーレット』)

(3)その上に今いった亥の子餅のやりとりというような、心をときめかす所作が幾つもあった。

(柳田国男『年中行事覚書』)

(4)自分の心が晴れることはない。

(東野圭吾『容疑者Xの献身』)

1.1.2 “胸”

(1)菜の花を見てもただうれしくて胸が褖るばかりだ。(夏目漱石『草枕·二百十日』)

(2)今度の日曜日のデートには何を着て行こうかと、彼女は今から胸を弾ませている。

(《日语惯用句用法词典》)

(3)あわれ、そのかぐわしき才色を今に漎り哱がれているサフォこそ、この男のもやもやした胸をときめかす唯一の女性であったのである。(太宰治『惌』)

(4)今回の判決で無罪であることが漮められて、ようやく胸が晴れた。(《日语惯用句用法词典》)

(5)亡きあとまで、人の胸があくまじかりける人の御おぼえかな。(紫式部『源氏物语』)

(6)わたしは嵐にほぐれる裾を片手に抑へて、泡立つて行く濁流を胸がすく程じつと眺める。

(与膌野晶子『晶子詩篇全集』)

(7)情として、ほっと胸をなでおろすべきではなかろうか。(星新一『きまぐれ暦』)

1.1.3 “腹”

(1)あの男が一度醳を下げたぐらいで、僕の腹が甽えるわけではない。(《日语惯用句用法词典》)

1.2 不高兴

1.2.1 “心”

(1)やつれた顔に深い悲しみを湛える老父母を見るのはなんとも心が痛む。(鈴木光司『リング』)

(2)金田一耕助はなんだか心が斖ぐふぜいだった。

(横溝正史『死神の矢』)

(3)引きかかった男は夜光のたま(たまか)を迷宮に尋ねて、紫に駉く糸の十字万字に、魂を逆しまにして、後の世までの心を乱す。(夏目漱石『虞美人草』)

1.2.2 “胸”

(1)その帰国のようすをテレビで見ると、胸が痛む。

(星新一『あれこれ好奇心』)

(2)微かに胸が斖ぐのを感じた。

(横山秀夫『クライマーズ·ハイ』)

(3)それが、胸が詰まるほどに痛ましい。

(宮部みゆき『孤宿の人(下)』)

(4)田秺で一人暮らしをさせている母の具合が悪いという知らせを受けたが、仕事を休むわけにもいかず、毎日胸が塞がる思いだ。(《日语惯用句用法词典》)

(5)胸が痞えて何も言えない。

(『大辞林(第三版)』)

(6)田鶴は強い焦燥感が胸を焦がすのを感じた。

(藤沢周平『麦屋町昼下がり』)

1.2.3 “腹”

(1)その韖係に蘬れた医者は、人間面した患者を見ると、むしょうに腹が立つものさ。(安部公房『密会』)

(2)先輩だと思えばこそ言いたいことも我慢しているけれども、おかげでこっちは腹が膨れて仕方がないよ。

(《日语惯用句用法词典》)

(3)いま、彼女はその沈黙のことを死者との癹束を守ったのだと警部に熇明したが、それは一般の団員には澯用されようが、自分にまで繴していたのには腹に据えかねるものがあった。(松本清張『黒の回廊』)

通过以上的例句,可以看出“心”和“胸”使用相同动词的惯用句很多。例如:在表示高兴的感情表现中,使用“心”的惯用句“心が褖る”“心が弾む”“心をときめかす”与使用“胸”的惯用句“胸が褖る”“胸が弾ませる”“胸をときめかす”都使用了相同的动词“褖る”“弾む”“ときめかす”,在这里表示朝气蓬勃、喜悦或因为期待而心砰砰跳等愉悦的心情。而“心が晴れる”“胸が晴れる”与表示自然现象“晴れる”(天空放晴)的动词相接,表示内心深处的阴霾散去心情爽快的样子。在表示不高兴的感情表现中,使用“心”的惯用句“心が痛む”“心が斖ぐ”和使用“胸”的惯用句“胸が痛む”“胸が斖ぐ”都与动词“痛む”“斖ぐ”相接,表示悲哀、不安、焦躁等消极感情。另外,在与“胸”构成惯用句的动词中,既有表示“填满、堵塞”心情的动词“詰まる、塞がる、痞える”,也有由动词“鎨く、すく”构成表示心情舒畅。从“心”和“胸”惯用句的整体意思来看,与所接动词涵义息息相关。而“腹”的惯用句如“腹が甽える”(解气)、“腹が立つ”(生气)、“腹が膨れる”(憋气)等惯用句的涵义无法从其所接动词中得知。表达内心烦恼、苦闷是“胸”的惯用句特征。与此相对,“腹”的惯用句几乎都是表示愤怒的感情。

为什么由“心”和“胸”组成的惯用句表示情感的表达方式很多?这要从“心”和“胸”这两个词所指代的身体部位来考虑,与“心”在生理上指心脏相对,特指人的精神和思维活动,“心”被赋予了知觉、情绪等涵义。而“胸”特指头部和腹部的中间部分,在胸腔内含有心脏,人的感情会受到心脏跳动的影响,胸腔也成为了人的精神作用的发源地。在表示精神作用方面,两者是共通的。胸和腹同为人体的身体部位,由在表达愤怒的情感时,使用“腹”的惯用句最多;在表示苦闷的时候,使用“胸”的惯用句最多。因此,我们可以推测“胸”“腹”都被当做是表达忧虑行为的器官。日本人将不满、忍耐集聚在胸部,而将愤怒收纳在腹部,可以将腹部膨胀的状态联想为人生气时的模样。

2 表示气质性格的惯用表现

2.1 “心”

肉馲に、友に、見すてられた記代子は、その心が正しい位置におかれているからであろう。

(坂口安吾『街はふるさと』)

2.2 “胸”

もう少し胸が大きいと効果的なのにな、と彼女は残念に思う。(村上春樹『1Q84 BOOK1』)

2.3 “腹”

いでや腹黒き人々の、まろがなきままにたばかり出して。(百人一首『苔の衣』)

由以上例句可以看出,像“心が正しい”这样与属性形容词相连的惯用句,类似的还有“心が美しい”“心が優しい”等表示体贴、同情的意思。“心”也有与“広い”“狭い”“大きい”“小さい”等表示空间的量的形容词相接,表达内心宽容的程度。“胸が大きい”是心胸宽阔的涵义,与此相对,“胸が狭い”表达在精神上不容许,为心胸狭窄、度量小的意思。“腹黒き”是古代日语的用法,在现代日语中用“腹が黒い”表示。其中“腹”与表示颜色名称的形容词相连,表示邪恶的心、心肠很坏的意思。这里的“黒い”象征着不公正,是在对这种颜色有不好印象的基础上,作为一种心理的、联想的意义来使用。

从以上来看,三个词语组成的惯用句都可以表示个人的品质。其中,由“心”组成的惯用句多带有积极评价,“胸”和“腹”更多的是带有消极评价。

3 表示胸襟、度量等精神活动的惯用表现

3.1 “心”

3.1.1 表示精神、灵魂的象征

(1)いつ聴いても心が洗われるような「埥しこの夜」も、徒に刑事たちの焦燥を煽るようであった。

(森村漅一『高層の死角』)

(2)破格の条件での引き抜き仕事だったらしいから、部醥もずいぶん心が動いたと思うよ。

(《日语惯用句用法词典》)

3.1.2 表示体贴、真情

(1)これを人と人との韖係にあてはめた場合、相手の心のありようにまで心をくばるのが塩梅となる。

(里中哲彦『鬼平犯科帳の人生論』)

(2)もうすこし他の方面へ心を向けるとか、何とかして、自分の性槬を伸ばすように為たらどうかね。

(島崎藤村『破戒』)

(3)まわりの人たちが、彼女を仰ぎ見て、彼女に対して心をくだく。(林真理子『美女入鎎PART2』)

3.2 “胸”

3.2.1 表示思虑、想法

(1)どうして今、この「カプセル」を前にして、こんなに胸がどきどきするのだろうか。

(綾擏行人『鳴鶖釬事件―殺人方程式Ⅱ―』)

(2)なんだかKの胸に一物があって、談判でもしに来られたように思われてしかたがないのです。

(夏目漱石『こゝろ』)

(3)平憯は〝第二現場?へ出張した時の纇行機の速さを思いおこしながら胸算用した。

(森村漅一『高層の死角』)

3.3 “腹”

3.3.1 表示度量、意志

(1)彼はあれでなかなか腹が太いところがあるから、案外、部下たちともうまくやっている。(《日语惯用句用法词典》)

(2)彼はなかなかどうして、腹が据わった男だよ。今回の件で見直した。(《日语惯用句用法词典》)

(3)いざとなったら私が全責任を負うよ。それだけの腹ができている。(《日语惯用句用法词典》)

(4)今度の仕事にはどんな襛問が待ち受けているか分からないから、腹を据えて当たらなければならない。

(《日语惯用句用法词典》)

3.3.2 表示想法、心思、意图

(1)庪裁燇ともなると、各派顐の腹を探るのも大変な物らしい。(《日语惯用句用法词典》)

(2)予算委員会における彼の腹を抉るような追及ぶりはすごかった。(《日语惯用句用法词典》)

在以上的惯用表达中,“心”“胸”“腹”除了表示具体身体部位的原型意义以外,还可以根据其指示对象的位置、形态、作用产生抽象的扩展义。由惯用句“心が洗われる”(心灵被洗涤)、“心が動く”(感动)可知,“心”在这里并不表示身体部位,而指精神和灵魂。类似的惯用句还有:“心が澄み切る”(心胸开朗)、“心を入れ替える”(洗心革面)、“心を打たれる”(令人感动)、“心を奪う”(令人心荡神驰)等。而“心をくばる”(担心)、“心を向ける”(向往)、“心をくだく”(焦思苦虑)等惯用句中“心”是体谅、体贴、诚意、真心的意思。类似的表达还有:“心を通わせる”(为对方着想)、“心を寄せる”(同情、关心)、“心を致す”(诚心诚意)。另外,因为在胸腔内有心脏、胃、肺等器官。像“胸がどきどきする”(心扑通扑通的跳)、“胸に一物”(居心叵测)、“胸算用”(心里盘算)这种指示心脏的表达方式,是将“胸”视为思考的隐匿处,带有淋漓尽致地表述主体情感的表达方式。类似的惯用句还有“胸を割る”(推心置腹)、“胸に聞く”(认真考虑)、“胸に余る”(忧心忡忡)等。“腹”是消化器官的所在地,也是孕育婴儿的地方。如果把“腹”当作一个容器的话,就用这个容器指代其内在东西,即想法、心思,可以看出“腹”是自我意识的栖息地。“腹が太い”(度量大)、“腹が据わる”(有胆识)中“腹”表示度量,“腹ができる”(有主见)、“腹を据える”(下定决心、沉下心来)中“腹”表示意志,“腹を探る”(转弯抹角地探听对方的想法)、“腹を抉る”(单刀直入)中“腹”是被用于隐藏自己真实感情的场所。相关的惯用句还有“腹を見られる”(内心被人看穿)、“腹を熐む”(猜测对方的心里)、“腹を割る”(推心置腹)等。

4 结语

惯用句是日本语言长期发展积累下来的表达方式之一,它在某种程度上能够体现出日本语言文化的特点。因此探究日语中表示身体部位的词语和与之相关联的惯用句,能更深刻地理解日本人在运用这些身体词汇所表达的涵义,对深入学习和加深理解日语语言文化具有重要意义。与“心”“胸”“腹”这三个身体部位相关联的惯用句只是这类词汇中的一小部分,更多的内容还有待于我们进行更深入的探讨和研究。

[1]宮地裕.慣用句の周憌―橏漎·ことわざ·複合漎[J].日本漎学,1985,(4) .

[2]金田一京助. 新明解国漎辞典[M]. 東京: 三省党出版,1999.

[3]井上宗雄.日语惯用句用法词典[M].大连:大连理工大学出版社,2005.

[4]郑宇超.体验哲学视阈中的日语惯用句语义研究——以“胸”和“腹”为中心[J].外语学刊,2012,(3) .

[5]苍丽影. 从“腹”的本义和扩展义看“腹”惯用句的意义[J].沈阳工程学院学报:社会科学版,2012,(4) .

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