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关于陈述副词“せっかく”的用法研究

2017-07-19李响岳欣雨

卷宗 2017年11期

李响+岳欣雨

摘 要:日语中有很多副词有着表达说话者主观感情和价值观的功能。将这些副词翻译成汉语的时候,很难找到完全匹配的对应词语。这些有着言外之意的副词的学习对于我们外国人来说是很难准确把握的。副词“せっかく”便是这些副词中的一个,经常会有人用错这个词。本文将具体分析“せっかく”的用法以及它所表达的说话者的心里前提,并让日语学习者能够更好的掌握“せっかく”的用法。

关键词:せっかく;陈述副词;心理前提

1 字典中“せっかく”的意义

1.1 《新明解国语辞典》

1好ましい結果を期待して、そのことを実現させよう(何かを効果的に利用しよう)と努力する様子。(多く、期待に反する結果になったことを残念がったり相手にそうさせたことを謝罪したりする際に用いされる)

例:せっかく用意した料理がすっかり冷えてしまった。

せっかくここまで来たのだから、寄って行う。

2相手に対し、精一杯努力するよう期待する気持ちを表す。

例:せっかくご自愛のほど願います。

1.2 《三省堂スーパー大辞林》

(副)

1努力·尽力·期待が空しくなって残念に思う意を表す。相手の努力·尽力·期待にこたえられなくて、申し訳ない気持ちを表す。希にしかないこと、幸運などが無駄になって、または、活かせなくて惜しい、残念だ、という気持ちを表す。

2十分に気をつけて。せいぜい。つとめて。

(名)

3ひとかたならぬ苦労をすること。骨折り。

4困難。窮迫。

5力を尽くすべき大事なこと。

2 “せっかく”的用法

因为“せっかく”有两种词性,既能做副词,又可以作为名词使用,因此在句子中除了连用用法之外,还经常会有“せっかくの+名词”的用法出现。另外,渡边(1980)中指出,“せっかく”只能在复文的从属节中使用。从意义上来看,

不管是连用还是连体的“せっかく”,从意义上来说,可以分为逆接用法和顺接用法。本文在分析“せっかく”的用法上,将“せっかく”的用法分为逆接用法与顺接用法来分析。两种用法分别可以表示为:

逆接:せっかくAのに、Bだ

顺接:せっかくA(のだ)から、 B しよう

虽然可以与“せっかく”共起的接续词有很多,这里将它们用最典型的“のに”与“(のだ)から”概括表示。(这里的A代表说话者认为有价值的事情,B代表将A的价值活用或将A的价值浪费了的事情)

莲沼(1987)曾经将“せっかく”的用法分成逆接用法,顺接用法,压缩用法三种。本文认为压缩用法完全可以归类到逆接与顺接中。下面将分类说明:

1せっかく連体句+名詞+助詞+B

例:せっかく咲いた桜が一晩で散ってしまった。(=せっかく桜が咲いたのに、一晩で散ってしまった。)

せっかく恵まれたチャンスを利用しよう。(=せっかくチャンスに恵まれたのだから、利用しよう。)

2せっかくの名詞+助詞+B

例:せっかくの桜の花が一晩で散ってしまった。(=せっかく桜の花が咲いたのに、一晩で散ってしまった。)

せっかくのチャンスを利用しよう。(=せっかくチャンスを恵まれたのだから、利用しよう。)

3せっかくだが、B

例:せっかくですがご要望に添いかねません。(=せっかくお越しいただきましたが、ご要望に添いかねません。)

4せっかくだから、B

例:せっかくだから、いただいて帰りましょう。(=せっかくご用意下さったのだから、いただいて帰りましょう。)

這些句型都是莲沼(1987)中提到的压缩用法,都可以将它们换成括号中的形式,也就是前面提到的逆接用法与顺接用法。

3 “せっかく”的心理前提

根据莲沼(1987)中的“价值显现的前提”与“价值消灭的前提”,本节将具体分析逆接与顺接中“せっかく”的前提。

逆接用法中的“せっかく”一般都是话者本想为了实现某个事态的价值而做某事,但是却因为种种原因没有实现。因此在逆接用法中,说话者明示的是“价值消灭的前提”,并且暗示了“价值显现的前提”。

例:せっかく桜の花が咲いた(のだから花見に行きたい)のに、一晩で散ってしまった。

在上面的例子中,括号中的“のだから花見に行きたい”就是话者想暗示的内容,也就是价值显现的前提。

顺接用法中的“せっかく”则跟逆接用法正相反,暗示的是价值消灭的前提,明示的是价值显现的前提。

例:せっか雨弁当を作った(のに、雨が降り出して、出かけられなくなった。しかしながら、当初の予定はなんとか実現しない)のだから遠足に行こう。

せっかく雨があがった(のに洗濯がしてない。しかしながら、洗濯はしなければならない)のだから洗濯しよう。

从上面的例句可以看出,顺接用法中“せっかく”表现的话者的心里前提就是价值显现的前提。但是括号中的内容虽然是可以推断出来,但是如果在说话的时候这么想的话就会觉得很不自然。因此这里只是为了与逆接用法做对比,并不是在所有的会话中都有这个前提。

4 结语

通过对陈述副词“せっかく”的分析,可以将它的用法分为顺接用法与逆接用法,分别对应的说话者的心理前提是价值显现的前提与价值消灭的前提。另外,对于“せっかく”可以共起的接续词与说话者表达的心里前提之间的关系本文并未提及,这将作为笔者的下一步研究课题继续进行研究。

参考文献

[1]渡辺実.1980.見越しの評価「せっかく」をめぐって [J]. 『月刊言語』

[2]蓮沼昭子.1987.副詞の語法と社会通念?「せっかく」と「さすがに」を例として? [J]. 『言語学の視界』.大学書林

[3]石神照雄.1982.様相副詞「せっかく」と構文構造. [J]